
6月20日(金)、株式会社北海道医療新聞社発行の『介護新聞』にて、「薬サポ」を活用した服薬管理システムをご紹介いただきました。
高齢者住宅における事故の中で最も多いのは「誤薬」であり、全体の約35%を占めています。現在も統計を見る限り、全国的に増加傾向にあります。
その要因としては、人手不足によって職員の疲労が蓄積し判断力が低下することや、職員間の情報共有が不十分であることなどが挙げられます。こうした背景から、事故が発生するリスクが高まっております。
「薬サポ」は、ヒューマンエラーのリスクを軽減することが可能なツールです。ダブルチェックを必要とせず、新人職員や高齢の職員でも簡単に操作できる設計となっています。
さらに、服薬管理システムを導入することで、「いつ・誰が・どのように服薬対応を行ったか」といった記録の手間を省くことができ、業務の効率化・簡素化にもつながります。
今後も高齢化は加速し、少人数の職員による薬の管理がより重要となっていきます。
私たちは、将来を見据え、服薬管理を効率的かつ正確に行えるシステムの構築を引き続き進めてまいります。
介護業界も大きな変化が求められており、施設・事業所に加え、医療関係者を含む多方面でのアップデートが今後さらに必要とされるでしょう。
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